平児とは
1 名前の由来
「平児」はもちろんハンドルネームです。中国の清代に書かれた小説“紅楼夢”の登場人物の名前からお借りしています。
2 プロフィール
企業に勤めているので個人情報は明かせませんが、20代半ばの同性愛者で、しかもバツイチでパラサイトのシングルマザーです。
大学のゼミの先輩の男性と結婚して一児に恵まれましたが、平児の方が男性との生活に耐えられなくなり、話し合ってお別れしました。今でも申し訳ないことをしたと思っており、また彼を人間として尊敬しています。
中堅企業で労働安全衛生の仕事をしています。理系大卒で就職後すぐに総務部に配属され、それから労働安全衛生の仕事をしています。
3 労働安全衛生コンサルタント試験
職場では、私のような“小娘”の意見は軽く見られがちなので、労働安全衛生コンサルタントの両資格を取得しようと思って勉強中です。
もっとも、受験のための実務経験がまだ足りません。実務経験が5年になったらすぐに受験しようと思っています。
安全衛生コンサルタントの勉強をする中で、「実務家のための労働安全衛生のサイト」を知り、運営しておられる柳川先生に掲示板とメールで質問をしたところ、詳しくお答えいただき、柳川先生を受験の師匠と仰いで“一番弟子”だと(勝手に)自称しています。
といっても、実際にお会いしたことがあるわけではなく、弟子であることも師匠には認めて頂いていませんが。
このサイトについて
1 サイトの管理執筆
このサイトは平児が管理しています。コンテンツの作成は、平児と平児の師匠である柳川先生とのコラボで行うこととなります。コンテンツにはそれぞれ作者名を明らかにしています。
基本的なサイトの枠組みは柳川先生が作成されました。柳川先生の執筆されたコンテンツ以外は、すべての文章やイラストの選択は、平児が管理・執筆を行います。
2 サイト作成の経緯
元々は、先生が、ある理由で2つのブログを立ち上げたのですが、一人では運営が大変だということで、平児が片方のブログを譲り受けたのです。ところが、ブログのサーバ(有償)が、読み込みに極端に時間がかかるという事態が発生(現在は解消しています)したため、柳川先生と話し合って、ブログの更新を中止することにしました。
その上で、先生が運営している「実務家のための労働安全衛生のサイト」の一部を、独立させて新しいサイトとし、平児が管理を任されることとなりました。ブログ上のコンテンツは、内容を見直したうえで、すべてこのサイトに移しました。
紅楼夢の登場人物と平児について
1 紅楼夢とは
紅楼夢は、中国清帝国の少年の悲恋物語をからませながら、豪族の没落を描いた悲劇小説です。その前半は、一族の没落の兆しが見える中で、女性たちを中心とした豪華絢爛な生活が描かれます。そして、後半は、一族が没落し、登場人物も亡くなったり離散したりしてゆく様子が描かれています。
登場人物たちは、主人公の賈宝玉と農民の劉姥姥を別とすれば、欠点もある一方で美点もある人間臭い人たちとして描かれています。
しかし、金鴛鴦、花襲人、平児など、何人かの侍女たちは欠点がほとんど描かれていません。鴛鴦と平児は、感情をむき出しにすることもあるのですが、最後まで行動に筋を通しています。
2 紅楼夢の中の平児
紅楼夢の中では、鴛鴦、平児、晴雯、劉姥姥、紫鵑、花芳官の6人が好きな人物です。しかし、鴛鴦は自決、晴雯は病没して夭折し、紫鵑は惜春の世話をするために若くして入道してしまいます。一方、劉姥姥は高年、芳官は少女で年齢が合わないので、平児の名前をお借りしています。
平児は、終身契約の使用人のような立場で、主人である王熙鳳の勧めで、その夫の妾を兼ねるという複雑な状況にあります。ただ、妾であることは物語の中では登場人物の会話の中にわずかに出てくるだけです。
王熙鳳には信頼されており、冷酷な面がある王熙鳳を諫めて他の使用人をかばうなど、人情に篤く人間味があり、それでいて有能です。当時の倫理観と身分制度の制約の中ではありますが、精一杯、女の矜持を貫いて前向きに生きた人物と言えましょう。
柳川先生のプロフィール
平児の師匠である柳川先生は、経済的理由から中卒で働き、通信制の高校を出て、自力で大学・大学院へ進み、民間企業のエンジニアを経て国家公務員の上級職試験に合格して中央省庁に勤めるという経歴の持ち主です。
私がこれ以上の紹介をするよりも先生のサイトの「柳川行雄 プロフィール」のページにリンクを張っておきますので、そちらを参照されて下さい。