貧困と社会格差問題
各表題部をクリックすると本文が読めます。
神吉知郁子立教大准教授の最低賃金諭を批判する = 同一労働同一賃金の原則に反する、貧困の連鎖固定指向の暴論神吉知郁子立教大准教授が朝日新聞「耕論」に載せた「地域差含め見直す時期」は、最低賃金制度の持つ意味を矮小化するものであり、「労働者の生活の安定、労働力の質的向上及び事業の公正な競争の確保に資する」ことを否定しようとするものであり看過できないものです。
その欺瞞性を証明するとともに、それが我が国の貧困の連鎖、格差の固定化につながり、我が国の活性化を阻害するものであることを論じます。(柳川)
日本では、貧乏な若者は進学してはならないのか朝日新聞の記事「風俗で働くある短大生の記事 」に触発されて、柳川が書いたものです。現在、若者が自力で進学することについての困難性についての状況を解説するとともに、その状況について自由に思いを記しています。柳川の「私の青春時代=高校・大学・大学院を自力で進学・卒業した経験 」の姉妹編です。(柳川)
DaiGo差別事件の本質とはDaiGo差別YouTube事件は、単純な差別事件とは様相を異にしています。この事件は、差別を「金銭的な利益を得る手段」として行い、しかもそれが成立してしまうという面を持っています。(平児)
女性問題・フェミニズム
各表題部をクリックすると本文が読めます。
橋本聖子氏のセクハラと、竹下亘氏による男目線のセクハラ擁護森前五輪組織委会長が女性差別発言で辞任し、(ことなかれ主義者が考えそうなことだが)後任は女性が良いということになって、森氏子飼いの橋本聖子氏が後任に就任されました。
ところが、その女性である橋本氏にセクハラの過去があると指摘されています。世界大会の実施にかかわる五輪組織委の会長に、嫌悪感を催す過去があるというのでは何をかいわんやでしょう。
橋本氏は、五輪組織委の会長としてふさわしくないし、また、セクハラを擁護する自民党のような政党は政権を任せるにふさわしい政党ではないことを論じています。(平児)
オリンピックが腐臭を放っている=他人の心の痛みが理解できない五輪推進派五輪開会式に出演予定の女性をブタに例える演出が計画されていたとの報道がされています。
さすがに反対にあって取り下げられましたが、五輪は人権や他人の心の痛みを理解できない人々によって運営されているようです。
国民生活
各表題部をクリックすると本文が読めます。
名前を出さず選択的夫婦別姓に反対する自民党議員連盟の卑劣自民党が、選択的夫婦別姓に反対する議員連盟を立ち上げました。呼び掛け人代表の中曽根弘文元外相によると、ほぼ150名が参加しているが氏名は公表されていません。
この議連の政治家たちは、名前を出すのが憚られるという意識があるのでしょう。政治家として、自らの政治信条を堂々と出せないのであるからおかしな話です。
表面では、自由と民主主義を標榜しておいて、陰で、それに反対するような政党が政権を把握していては、議会制民主主義の骨幹が崩れると思います。(平児)
選択的夫婦別姓をめぐる状況は「複雑怪奇」菅総理や自民党の右派の女性の一部が選択的夫婦別姓に賛意を表する一方で、自民党そのものは選択的夫婦別姓に反対の立場をとっています。
自民党という政党が、自らの特殊な思想を国民の幸福よりも重視する政党だということがここから見て取れます。
結局のところ、国民の幸せにとって、自民党政府は妨げにしかなっていないということでしょう。(平児)
「夫婦別姓は子がかわいそう」って、たんなるヘイト自民党が、夫婦別姓に反対する表向きの理由は、「子供がかわいそうだから」というものです。
しかし、大人が「かわいそう」などと言えば、それを聴いた子供たちに差別意識が生まれかねません。それは、差別を助長するのです。(平児)
ブラック校則が日本をダメにするとんでも校則(ブラック校則)が問題となっています。これはたんに変な教師の問題でもなければ変な学校の問題でもありません。
これは、まさに人権の問題であり、また若者の自主性を損なうのです。そして、自民党のような政党が安定政権を保つ元凶となっています。
この問題の闇に迫ります。(平児)
情報社会
各表題部をクリックすると本文が読めます。
【知る権利/伝える権利】
SNSは社会的少数派にとっての有効なメディア足り得るのか2019年の参院選における各党のSNSの活用状況を分析し、国内の個人や少数派によるSNSの発信状況なども紹介しながら、SNSが国内の少数派にとって有効なメディア足り得るのか、またどのように活用されるべきかについて検討しています。(柳川)
わが国には表現の自由はないのか- 表現の不自由展の中止に思う -
2019年8月1日に始まり、同3日で中止となった「表現の不自由展・その後」を題材に、わが国の表現の自由が危機に瀕していること、表現の自由は国家の健全な経済発展のために不可欠であることを論じます。(柳川)
【フェイクニュース】
誤った常識にとらわれずに将来を見据えるために= 忠臣蔵などを例に挙げ =
我々の社会には「常識」とされていることが数多くあります。しかし、その「常識」とは疑いもなく正しいことなのでしょうか。忠に殉じた義士の物語とされる「忠臣蔵」が本当に忠臣の物語なのかについて論じるなど、自ら考えることの重要性について論じています。(柳川)
フェイクニュースに騙されないために情報が氾濫する社会において、フェイクニュースを見分けることは重要となっています。最近の北朝鮮や沖縄に関する報道、空調機のマイナスイオンの広告などを例にとり、フェイクニュースの見分け方などについて解説しています。(柳川)
人は合理的なことを信じるのか、それとも信じたいことを信じるのか= 下山事件を例にとり =
人は合理的なことを信じるのでしょうか、それとも自らが信じたいことを信じるのでしょうか。残念ながら、人は必ずしも合理的なことを信じるわけではないようです。下山事件を例にとり、なぜ人は不合理なことを信じるのかについて記しています。(柳川)
眞子内親王への誹謗中傷= わが国の民主主義と人権意識の危機 =
眞子内親王の婚約発表の直後から、一部マスコミとネット右翼界隈から、誹謗中傷が起きて人権侵害の様相を帯びています。今回の事件は、天皇制の骨幹が非人間的なものがあることを明らかにするとともに、天皇制を支持している人々の一部の「幼児性」をも明らかにしました。(平児)
産経新聞がワクチン接種関数でフェイク報道か= ワクチン接種回数1日100万回達成と報道も、首相官邸サイトには50万回と表示 =
ワクチンの接種回数について、産経新聞が「『1日100万回接種』達成」と報じました。
しかし首相官邸のWEBサイトには1日当たり50万回程度しか接種したことになっていません。明らかなフェイク報道です。
SNSでも指摘されていますが、修正しようとしていません。(平児)
紙媒体はフェイクニュースとは無縁なのか
= 産経新聞によるフェイク報道 =
2017年12月の産経新聞による誤報と沖縄地元紙への批判が、根拠の薄い状況で書かれた記事であることを解説し、その問題点について迫ります。(柳川)
その他
各表題部をクリックすると本文が読めます。
報道機関における差別事件本来、報道機関とは差別をなくすための報道を行うものだと思います。ところが、昨今は、ニュース女子による沖縄差別などの確信犯的事件を別にしても、報道機関が差別を行っているとして炎上する事件が、あきれるほど多発しています。
このような差別事件が発生する背景には、差別意識の存在と、それを許容する組織内の雰囲気があるとしか思えません。一人一人が差別がなぜ許されないかを理解し、組織の中で差別を許さない雰囲気を醸成することが重要です。(平児)
東電社長まさかの取材拒否2021年3月11日に、東電の社長が福島へ行かなかったばかりか地元紙の取材さえ拒否したという。
重大な事故を起こしておきながら、その責任に向い合わないなら、そのような企業は再び同種の事故を起こすでしょう。
この問題の闇に迫ります。(平児)